打上花火

花火師が専用筒を使って打ち上げる本格的な花火です。
一発だけ号砲がわりに打ち上げる花火から、記念日に自分たちだけで楽しむプライベート花火、祭りやイベントでみんなで楽しむ花火大会まで、いろんな場面で花火は活躍します。一生の思い出に残る打上花火をぜひ一緒に作り上げてみませんか？

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①広い場所

花火を上げるには「保安距離」と呼ばれる、安全な距離を確保する必要があります。
都道府県によってその距離は異なりますが、京都府では最も小さい煙火玉（1.5号）の場合で打上場所から半径50mの保安距離が必要になります。
この保安距離内は燃えやすいもの（民家や倉庫など）がなく、また打ち上げ時は立入禁止にする必要があります。
打ち上げる花火の大きさによって必要な保安距離は変わってきます。
ちなみに半径100ｍの保安距離が取れると4号玉の打ち上げが可能となりますので、迫力のある花火大会の開催が可能となります（京都府の場合）
ですので必然的に打ち上げ場所は街の真ん中というのは基本的には難しく、田畑や海岸、広い公園やグラウンドなどに打上場所は限られてきます。
打上花火を企画する場合はまずはこのような広い場所が確保できるかどうかを一度地図などでご確認ください。
ご相談いただければ現地調査含めて打ち上げの可否を判断させていただきます。
（打上可能となった場合も土地の管理者の許諾が必要となります）

②余裕のある準備時間

　花火はすぐに打ち上げができるものではありません。各種書類の作成や準備が必要になります。
特に初めての場所で打ち上げを行う場合は、花火の打ち上げに適した場所かどうかの現地確認や、土地の所有者への花火打上の承諾が必要だったりと意外と時間がかかります。少なくとも3か月前くらいには一度ご相談いただけると助かります。
　同じ場所での打ち上げだとしても書類提出は毎回行わないといけないため、企画段階でも結構ですので早めに打上の日程の調整を含めてご相談ください。

また花火は規模によって書類の作成・提出が2パターンあります。
許可申請の花火は提出期限も早く、内容もしっかり固める必要があるため、より時間が必要となります。

●届出花火･･･75発までの打ち上げ（4号玉×10発、3号玉×15発、2号玉×50発）
　➡打上場所を管轄する振興局、消防署、警察署に届出書類を提出すれば打ち上げが可能です（打上条件を見たいしている場合に限る）

●許可申請花火･･･上記75発を超える玉の打ち上げ
　➡許可が出ないと打ち上げが認められないため、安全体制を中心に細かく決めていく必要があります
　　打上当日は振興局、警察、消防、主催者、打上従事者が集まり打上場所の立ち会いなどもあります。

打ち上げまでの流れ

打ち上げ費用はどのくらいかかる？

一瞬で打ち上げる花火で約5万円～、花火大会としても成立する届け出範囲内の花火で約20万円～になります。
ただし場所や内容によって大きく変わってくるため、一度すべて要望をお聞かせいただいたうえでお見積りとなります。
ご予算に応じた内容で打ち上げを提案させていただきます。
予算が少なくて・・・という場合でもあきらめず是非一度ご相談ください！

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